テキスト1:神も仏もないと思ったことがあります。もう死んじゃいたいって思いつめたことも。その時の出来事がきっかけで「神様は自分の中にいる。他力本願では、治るものも治らない。」と知ることができました。ある意味、悟りだったのかもしれないわ(笑)
テキスト2:自分が苦しんで悩んでいたときは、神も仏もいないと思った時期もはっきり言ってありました。だから、「神様やご先祖様に感謝しましょう」と言われても、昔の私のように「神様や仏様も信じない!」と思う人がいてもおかしくないと思います。たぶん、神様の存在を自分が感じることができたときに、ようやく本当に信じられるようになるんですよね。では、私がどうやって神様や仏様の存在を強く感じられるようになったかというと、痛かった腰がある日突然治ったのがきっかけでした。
今から10年くらい前に腰が痛くて、起き上がることすれできないときがあったんです。そのときはあそこの神社がいいと聞けば、姉たちにおんぶをしてもらって祈祷してもらいに行ったり、体の邪気を払ったほうがいいと言われればお百度を踏んだり、滝行をしたりしました。でも一向によくなる気配がなかったんです。その頃には、“もう神様なんていないじゃん!”とひとりむくれていましたね(笑)。そんなときに小学生の息子の遠足があって、私は腰が痛くてどうしても行けない、でも行ってあげたいと思ったんです。それで「神様、明日一日だけ腰をよくしてください。神様がいたらその力を見せてください」って手を合わせました。そうしたら、なんと本当にその日だけ痛みもなく歩くことができたんです!もちろん帰って来たら、すぐに痛みだして寝込んでしまいましたけど。それからですね、少しだけ神様っているのかしら?って思うようになって。でもやっぱりその後も体調がすぐれなくて、ある日病院の帰りに川を見ながら「辛い、辛い、もう死にたい」って思いつめちゃったの。でも、そのときにフッと神様に頼もうとするから辛いんだということに気づいたんです。私はそれまで一生懸命お祈りすれば神様や仏様が助けてくれるって、すべて他人に任せていたんだなって。それに気づいてから、「他力本願ではダメ、自分を信じよう」って思いを新たにしました。そうして自分の思い違いに気づいた瞬間から、腰の痛みで歩けなかった足が治ったんです。そのときですね、自分の中に神様がいる!って思ったのは。
テキスト3:姿が目に見えなくても、必要な人に必要なとき、神様は存在を知らせてくれます。
テキスト4:神様や仏様は自分の心の中にいます。実際に姿を見れるという人は少ないから、信じられないだけであって、小さな偶然や奇跡は神仏の力によって動いているところがあるんです。だからあなたは、心の中で「私の神様!」と話しかければすぐに神様とつながることができるのです。神様は最低でもひとりに一体ついてくれています。ついていない人はひとりもいません。ただ、その神様が動いているか、動いていないかによって運を引き寄せるスピードも変わってきます。私が見た中には、神様がごろんっと横になってなにもしていないという人がいました。動いてもらうには、神様の存在に気づいて“いつも見守ってくださってありがとうございます”という気持ちを伝えることです。
「神様や仏様はいない」と言う人がいますが、私はそういう人のことを罰あたりとは思いません。いるとか、いないと思うのは、その人の自由じゃないですか。強制することでもないですしね。神様が必要だと思えば、必ず気づかせるようなことをして教えに来てくださいます。
テキスト5:自然と口をついた言葉が真実だったりするから、これは本当に自分でも不思議。世間話をするときに「そういえばこないだの話だけど、あれってもしかして○○○なんじゃないかな?」って言うときありませんか?その感じに似てるのよね。
テキスト6:「神様や仏様が見えるんですか?」と聞かれることがあるんだけど、はっきりと見えるわけではないんですよ。うまく説明できないんだけど、映像とかではなくイメージみたいなものが浮かんでくるって言ったほうがいいのかもしれません。たとえば相談者の方と話していて、「あなたの三代前のおじいさんはお酒好きで失敗しているから、お酒はたしなむ程度にしてほしいみたいですよ」って言ったとすると、後から「実家に帰って聞いてみたら、そういうおじいちゃんがいて家族みんなに迷惑をかけたそうです」って教えてもらったりするの(笑)。それって、ご先祖様の霊にメッセージを伝えてほしいって頼まれたわけじゃないんだけど、つい口から出てしまっただけなんです。守護神様の存在も姿がはっきり見えるわけじゃなくて、やっぱりイメージみたいなものが浮かんできて自然と口をついて出るという感じなんです。だから私自身、自分の力をうまく説明できないんですよね。
ただ不思議な体験をするときって、私ひとりじゃなくて必ず誰かと一緒のときなんです。たとえば、小学生のときに人魂を見たときも、主婦になってからUFOを見たときも、金の光が家の中に入ってきたときも、神社で神様の足音を聞いたときも、喫茶店のテーブルの下からお囃子が聞こえてきたときも、すべて友だちや知り合いの人と一緒でした。たぶん、私ひとりが体験して「こういうことがあったの!」と言っても、誰も信用してくれないから第三者の人にも一緒に超常現象を見せたり聞かせて、私が嘘をついていないということを神様が証明してくれているのかなって思っているんです。
テキスト7:
テキスト8:
テキスト9:
テキスト10:
幸せに生きるってどういうことだろう
はじめに
みよこ先生って霊能者なんですか?