神社に着いたとき、あなたを一番に迎えてくれるのが鳥居です。鳥居を境に神様の領域に足を踏み入れることになります。つまり、鳥居はあっちの世界とこっちの世界を分ける結界のような役目をしているんです。鳥居は家でたとえるなら、家の門のようなものと思ってください。
私がまだ幼い頃、隣の家の敷地にボールが入ったとき、「失礼します!」と言って門をくぐって入ったものです(笑)。いきなり何のあいさつもなくズカズカと他人の家に入っていくのは、とても失礼なことなので、「お邪魔します」という気持ちで2回頭を下げます。そして心を落ち着けて、中へと入って行きましょう。